本日


婦人公論という女性雑誌のインタビューを受けてきました。
創刊90年という由緒正しき雑誌。

インタビュー後公園の中で写真を撮られたんだけど
近所の主婦や子供の人が 芸能人? と
いう感じで俺のことを好奇の目で見るけど
俺の顔は大してかっこよくないから あれ?がっかり みたいな
反応で 猛烈に恥ずかしかったです。


その後写真新世紀を見に行く。
同級生 渡辺一城の作品 「豚」は すばらしかった。
大学時代から制作しているのを見てきたけど
ものすごい感動を受けた。 安易なストーリでもスナップでもない。
そこにあるのは豚の運命と悲劇の記録。
綿密に練られた構成。「豚と人間」という世の中まれに見る皮肉。 

なんであれが優秀賞じゃないのか  正直怒りを感じる。
完成された作品を認める器量がもっとあるべきだと感じた。
でもまあいい作品だから優秀賞などとらなくてものし上がっていけるだろう。


結局いい作品は世の中のどこかで必ず認められる。



佳作で気になったのは
外道人生 というサブタイトルのものすごい邪悪な写真集。韓国の人。
なんだかんだ被写体の力がすごいとテクニックやらなんやら関係ない。
あんな世界があるなんて・・  的におもしろかった。


フィルムスティールを作るように写真を撮ってる作品。
俺も同じような嗜好を結構持ってるんだけど、写真がなかなか心憎い。
大学時代一人暮らしをはじめたときのようなまとまりのつかない
気持ちを思い出させてくれた。